関西空港は…
＜ シーズン２＞
これは、午前5時から午前6時に
起きた出来事である
俺はザックバウアー。
架空のサイバー連邦捜査官だ。
このブログを読ませてしまって
すまない…
そうするしかなかった。
スクランブル回線のまま、
引続き通信を傍受していてくれ。
巻き込んで
しまって
すまない…
ジャック・バウアーの活躍は、「２４」
（Twenty Four）
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昨日関西を襲った台風21号。
各地に大きな被害を及ぼした。
今年は、特に気象災害が多い。
これからが、本格的な台風シーズン。
なお一層の警戒が必要だ。
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今回の台風被害で、ＣＴＵが
懸念をもったのは関西空港だ。
ポイントはふたつ。
１．連絡橋にタンカーが激突
２．滑走路に浸水
連絡橋が使えなくなり、空港は完全に孤立。そして、滑走路が浸水し、航空機の発着に支障が出た。取り残された約五千人の利用客は、船のピストン輸送による脱出が開始されたが、現在も空港は閉鎖状態が続いている。前代未聞の出来事だ。
国務長官！
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特に、連絡橋が船で破壊され使用できなくなったことは大きな問題をはらんでいる。本州と空港をつなぐ唯一の道路と鉄道が、一瞬にして使えなくなってしまったのだ。このことは、連絡橋にテロ攻撃を受ければ、日本を代表する空港のひとつが、いきなり孤島になることを意味する。実は、このような危険がある空港が、他にあることを俺は知っている。中部国際空港セントレアだ。九州の長崎空港もそうだ。
司法長官！
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人工島を作って、騒音や安全の問題を解決することは、海洋環境を悪化させることなどを除けば悪くはない。しかし、連絡橋が一本しか作らなかったことで、今回のような事態が起こることを想定していなかったとしたら、危機管理の面で課題が残ったと言えよう。想定していたとしたら、対応が問題なかったのか疑問だ。
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クロエ！
前回の台風では、淡路島で風力発電の風車が基礎部分から倒れた。
今回は駐車場で車が浮き上がって衝突を繰り返した。
クソォォー！
最近の台風は、勢力が衰えないまま上陸するから被害が大きくなっている。
対策はないか調査してくれ！
「ジャック、10年以上前にこんな発表がありました」
「太陽光発電衛星から送り出すマイクロ波ビームによって大気を加熱し，ハリケーンの温度を変更することで、勢力を弱めることができるかもしれません」
ＣＴＵの監視衛星では無理か…
今後、さらに温暖化が進めば、日本への台風被害は大きくなる一方だろう。温暖化を阻止することが一番だが、多量の二酸化炭素を排出している国々は、そう簡単に対策を講じない。日本としては、国土防衛力維持の一環として台風抑止策を実施する必要があるはずだ。
急げ！
もう時間がない！
次の台風もすぐに来るぞ！
