スマートライフを作るための作戦
< シーズン2>
これは、午前4時から午前5時に
起きた出来事である
俺はザックバウアー。
架空のサイバー連邦捜査官だ。
このブログを読ませてしまって
すまない…
そうするしかなかった。
スクランブル回線のまま、
引続き通信を傍受していてくれ。
巻き込んで
しまって
すまない…
ジャック・バウアーの活躍は、「24」
(Twenty Four)
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俺が自宅で休息を取っているシーンは滅多にない。夜中の2時だろうと3時だろうと、常に事件を追いかけている。食事をしているシーンもほとんどない。別居からやり直して家族の団らんを作ろうとしたが、その努力はシーズン1で完全に終わった。テリーはニーナに撃たれ、キムとは最終的には疎遠になってしまった。
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それが、アトムを作ろうとした動機なのかもしれない。自分の周りにいる人間は、ほとんどが命を落としてしまう運命。ロボットならそんなことは考えなくていい。たぶんそのうち、アメリカでも発売されたアイボが、俺の部屋にやって来る日も近いだろう。この喪失感は、誰にも理解できないはずだ。国家のために命を賭けた捜査の末得られたものが、悲しみと苦しみとの詰め合わせでは、あまりに不毛な仕打ちだ。
国務長官!
司法取引の承認のメールを送信するため
(ポイントを集めてます)
そんな俺が、まさか
こんなことをしているとは
知らなかったと思う。
昨日からセッテイングを始めた。
これは、電化製品を付属のリモコンではなく、複数のリモコンを統合して制御する装置だ。一般に「スマートホーム」と呼ばれるシステムを構築する機器の一種だ。そしてこの機器は、Amazon EchoなどのスマートスピーカーとWifiでつなぐことにより、声による制御を可能にする。エアコンやテレビを一声でON/OFFすることができる。以前から同様の機器はあったが、その拡張性などに、後発品による優位性がある。
イメージは、まさにこんな感じだ。つい最近、ソフトのバージョンが上がり、操作性が大幅に向上した。よりきめ細かい制御が音声で可能になった。また、屋外から電化製品のスイッチを操作したり、スマホで室温も見えるから、部屋に戻る前に空調を入れたり、消し忘れを確認したりするもともできる。外から不定期に照明をON/OFFすることで、留守をしていてもカモフラージュできる。
司法長官!
証人保護プログラムのの承認を得るため
(ポイントを集めてます)
エアコンとテレビと照明のセットアップは完了した。
クソォォー!
あとは、
このスマートロック「セサミmini」が届けば完璧だ。
「セサミ」つまり「ゴマ」
開けゴマ!ということらしい…
従来のスマホを鍵に使う機能に加え、遠隔操作で開錠・施錠ができる。帰宅を感知して自動的に開錠させることや、スマートスピーカーにより、音声で開錠・施錠ができる。もちろん、オートロックにもなる。
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クロエ!
俺が、こんな機器を集めているのは、もしかしたら自我をまもるための防衛機制による行動なのかもしれない。代償機制。人生がうまくいかないことへの代わりを求める心理がそうさせているのか…
「ジャック、弱気にならないで下さい」
「そんなこと言ったら、鉄腕アトムやスマート機器を作っている人達はどうなっちゃうんですか? 楽しく便利なものを作ろうという気持ちからできたモノなんですから。」
クソォォー!
確かに、クロエの言う通りだ!「そうするしかなかった」と言えば、部屋中の電源がオフになるようなルールを作った俺が悪かった。miniといえば、車かUZIしか知らなかった俺が、初めて買ったLSminiとセサミmini。もっと前向きに考えよう。選択の余地はない。目的を達成すること以外に目的はない。
事態が変わり次第、連絡する!