国民食カレーと生卵は関西弁？
＜ シーズン２＞
これは、午前11時から午前12時に
起きた出来事である
俺はザックバウアー。
架空のサイバー連邦捜査官だ。
このブログを読ませてしまって
すまない…
そうするしかなかった。
スクランブル回線のまま、
引続き通信を傍受していてくれ。
ジャック・バウアーの活躍は「２４」
（Twenty Four）
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クロエ！
お前は、日本のカレーライスを食べたことはあるか？日本では国民食のひとつと言われている。本場インドのカレーに比べ、シャバシャバではない。そんなカレーだが、日本第二の大都市大阪の状況について、報道機関が物議を醸しだしている。
確かに、大阪人はカレーが好きだ。俺も初めて大阪に行ったとき、カレーを朝食にしている人々を見て驚愕した。まだ、20世紀だった。ソ連もベルリンの壁も存在していた。もちろん、うどんを食べる人々もたくさんいたが。
「ジャック、本当に1966年生まれなんですか？話題に世界史を感じます。」
「トッピングですが、大阪の人はカレーに生卵を乗せて食べるが普通。北海道は目玉焼き。東京は納豆をかける人も少なくありませんが、大阪では考えられないそうです。」
「ちょっと古いですが、データ送ります。東はポーク、西はビーフという図式は、カレーライスについてもはっきり出てますね。」
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クロエ！
すまない… 俺は確かに1966年2月18日カリフォルニア州サンタモニカで生まれた。大学卒業後はロス市警、ＳＷＡＴを経て、陸軍デルタフォースに所属した後、ＣＩＡでも活動していた。東側の紛争地でも作戦行動を行っていた関係上、歴史背景には詳しくなってしまったのは確かだ。
「そうだったんですね。私は、シーズン３から登場したので、それまでの経緯には疎いんです。元々ネガティブ思考で、周りと打ち解けないから、世間話で情報が入ってこないんです。余計なこと言って相手を怒らせちゃうから友達もいないし…」
それは、お前が素直で、正直に言いたいことを言うからだろう。俺は、お前の言動を一番信用している。これからも、そのキャラクターで自信を持って進んでほしい。そして是非、大阪でうまいカレーを食べてみてくれ。俺は「上等カレー」がお気に入りだ。きっと生卵を乗せたら必ず気に入るはずだ。
クロエ！
俺は知っている。生卵を乗せることを前提で作られているラーメンを。それは、鳴門の渦潮の彼方にある謎の国。徳島県の県民ラーメンとも呼べる「徳島ラーメン」だ。通常、店に生卵が無造作に置いてあり、無料で食べられる。キムチも必ず置いてある。この画像は通称「茶系」と呼ばれる色が濃い目の徳島だ。一度食べただけで病みつきになる。日本に行ったら、大阪の上等カレーと徳島ラーメンを生卵つきで必ず食べてくれ！選択の余地はない。すまない…
「分かりました。捜査が一段落したら訪日します。」
「本当は、お寿司や天ぷらみたいな、海鮮系もいいなと思ってます。」
クソォォー！
確かに和食は王道の日本食だ。初めはそこから潜入するのが常道だろう。カレーもラーメンもいわばＢ級グルメだから、Ａ級グルメあって存在感を発揮する。光と影。上流と下流。それでも、Ｂ級グルメはポップカルチャーに劣らない日本の文化だ。アメリカでは、普通のラーメンが15ドルする。不味い。でも、日本は半値。美味い。本当のＢ級グルメを大規模に広めることはできないのか。ＣＴＵを引退したトニーとミッシェルの動向を知りたい。出店を打診してみる。
クロエ！ 関係機関と相互参照を行い、法的な調整に入ってくれ。
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